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新しく創りだした酵素などのバイオ素子や,新たに有用性を見出した生物を使った分子デバイスやシステムを開発しています。研究しているシステムは,バイオセンサー(DNA,アミノ酸など),環境浄化(バイオレメディエーション),加工・分解などエンジニアリングの多岐にわたります。
【研究事例】
・カーボンナノチューブの分子メッキによる導電性ナノワイヤの創製
平成28・29年度科研費(挑戦的萌芽研究)成果報告
臨床・環境・プロセス計測などにおいて識別素子として用いることの可能な新規なバイオ素子(酵素やレセプタータンパク質)について,探索,一次構造の決定,遺伝子のクローニングをおこなっています。
さらにこれらの機能を解析し,蛋白質工学的手法によって化学修飾するなどして改良することで,新規の電子伝達物質の創製をおこなっています。(写真:色素依存性L-プロリン脱水素酵素)
計測システムや環境システムに微生物や細胞そのものも利用する可能性を広げるために,極限環境微生物などから有用微生物・細胞の探索や育種・改良にも取り組んでいます。(写真:90℃もの温度でも生育する超好熱菌)
当グループでは,企業や病院,他大学との共同研究プロジェクトを多く実施しており,ほとんどの学生がなんらかの形で共同研究に関わっています。留学生が多いのも特徴で英語のコミュニケーションも日常的です。対外発表も重視しており,学部生や修士学生も,学会発表だけでなく,論文発表や特許出願も多くおこなっています。そのために論文の執筆やプレゼンはとくに丁寧に指導します。卒論・修論の発表会でも多くの学生が優秀発表を受賞しています。
高分子材料の物性を活かしたナノファイバーやハイドロゲルなどを創り出し,新しい再生医療材料や環境材料に応用します。
詳しい研究紹介はこちらを参照(個人ブログ)
キーワード:バイオマテリアル,エレクトロスピニング,ナノファイバー,ハイドロゲル,再生医療,医療デバイス,抗ガン材料
【実験室紹介(藤田)】(youtube)
当研究室では国内外の大学・研究機関・民間企業等とさまざまな共同プロジェクト・共同研究を進めています。