科目名(時間割番号) |
単位数 |
開講時期 |
区分 |
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物理化学U ( ) |
2 |
2年後期 |
専門科目 |
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担当教員 |
研究室 |
電話(内線) |
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基本キーワード |
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前田 史郎 |
4号館304 |
4613 |
maeda@acbio.fukui-u.ac.jp |
量子化学 |
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授業の目標/学科の学習・教育目標との関連 |
個別キーワード |
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授業を通して習得させようとする内容(目標) 原子・分子の世界を支配する量子力学−特に波動力学−の基礎と化学への応用の初歩を理解する.はじめに,粒子と波の二重性,シュレーディンガー方程式,波動関数,不確定性原理,トンネル現象等を学習し,原子構造や分子構造を解明する基礎を理解する.また,分子の対称性や統計熱力学についても基本的な事項を学び,分光学との関連性を理解する. 学科(プログラム)の学習教育目標との具体的対応 (A) 0%, (B) 0%, (C) 0%, (D) 100%, (E) 0%, (F) 0%, (G) 0% |
粒子と波の二重性 シュレーディンガー方程式 不確定性原理 波動関数 スピン 対称性 統計熱力学 |
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授業の内容 |
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1.量子力学の起源 2.波と粒子の二重性 3.シュレーディンガー方程式 4.波動関数のボルンの解釈 5.不確定性原理 6.箱の中の粒子 7.トンネル現象 8.波動関数とスピン 9.対称操作と対称要素 10.分子の対称による分類 12.統計熱力学の概念 13.ボルツマン分布 14.分子分配関数 |
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授業方法 |
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教科書に沿って主に講義形式で授業を進めるが,必要に応じてOHPやプロジェクタも使用する.また,適宜演習を行なう. |
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学生の目標 |
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現代の化学,生物化学においては,分子レベルでの自然現象の解明や生物機能の理解が不可欠である.量子化学の初歩を学ぶことによって自然に対する理解を深めることを目標とする. |
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評価の方法 |
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2/3以上の出席がないと期末試験を受けることができない. 評価に占める演習の割合:20% 評価に占める試験の割合:80% |
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教科書、参考書等 |
その他、注意事項、オフィスアワー等 |
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教科書:アトキンス物理化学(上)第6版(東京化学同人)11,12,15,19,20章 |
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