7月23日

資料1. 変分原理の証明(講義ノートをスキャンしたpdf文書です)


[質問]
Q1.今日の講義では出席をとらないと前回言ったのに,出席をとったのはなんでですか?
Q2. 今日はアンケートをとらないはずではなかったのでしょうか(確か授業中にそう言った
  ような...)
A1&2. 前回の授業中には,出席はとらないと言いましたので,補講の分は他の授業の出席とは
  一緒にせず,成績判定が微妙なときに加点するのに使わせていただきます.5時間目の補講に
   出席していただいたので,何らかのプラスになるようにしたいと考えて,小テストをする
  ことに今朝決めました.何らかの都合で来られなかった人には不利にはならないようにしたい
  と思います.期末試験についても不利にならないように,今日の補講で取り扱った変分法は
  7月25日にもOHPで解説をする予定にしています.
    このような,授業に対する疑問や意見は,次の授業に役立ちますので,いつでも連絡して
  ください.直接でも良いですし,メールでも構いません.

Q3. できたら,テスト前にどんなことをして臨めば良いか教えてください.
A3. 量子化学の基本的な理解ができていれば,間違いなく合格することと思います.A4版1枚の
  資料の持込を許可しますので,準備さえできていれば試験に苦しむことはないと思います.
  この資料は,必ず手書きで,試験の解答用紙と一緒に提出して下さい.
    重要と思われる概念は,例えば,波と粒子の二重性,ドブロイの式,ボルンの確率的な解釈,
  演算子と固有関数・固有値の関係,演算子の交換関係(ハイゼンベルクの不確定性原理との関連性),
  ハミルトニアンの意味,シュレディンガー方程式,4つの量子数の取りえる値の範囲とその意味,
  原子価結合(VB)法と分子軌道(MO)の違い,変分法,ヒュッケル近似,といったところでしょうか.