寺田 聡 助教授 (大阪府出身)
主要な装置
バイオクリーンベンチ 2台
ヒト由来の細胞で無菌操作を行うときに用いる実験台です。微生物用などよりはるかに高性能です。なお微生物実験には、学科共通のクリーンベンチ(2台あります)を用いています。
炭酸ガスインキュベーター 2台
ほ乳類細胞を培養するための装置です。「酸性」である二酸化炭素(炭酸)を流し、pHを調整します。
マルチガスインキュベーター 1台
これも、ほ乳類細胞を培養するための装置です。「酸素」の濃度を変えて培養することができます。
液体窒素細胞凍結保存容器 2台
細胞は、液体窒素(?196℃)で半永久的に保存できます。世界にここにしかない細胞がいくつも保存されています。
遺伝子増幅装置 2台
遺伝子工学の実験では、特定の遺伝子の増幅操作が不可欠です。
冷却遠心機 3台、 遠心機 3台
「遠心分離」は生化学・細胞生物学実験でもっとも多用されます。大きさ・能力別に、遠心機を複数持っておりますし、学科共通の遠心機も利用します。
二次元電気泳動装置 1台
「プロテオミクス」を知っていますか? 一個の細胞が生産するタンパク質全体を指すのですが、これら全体を調査するために、「二次元電気泳動」を行います。
コールターカウンター 1台
細胞数を自動で計測する装置です。電気信号を用いることで、正確かつ迅速に測定できます。
超低温冷凍庫 1台
-80℃という超低温でサンプルなどを冷凍保存します。室温(20℃)との温度差は100℃もあって、本当に冷たいですよ。(沸騰水と室温との温度差80℃よりも大きいのです。)
マイクロプレートリーダー 1台
タンパク質の定量・細胞機能の測定などに威力を発揮します。
倒立型顕微鏡
動物細胞を観察するための顕微鏡。通常の顕微鏡は、「資料」をスライドガラスに調製してからでないと利用できません。倒立顕微鏡は、「ペトリ皿」上の細胞をそのまま観察できます。